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  3. 保育士のやりがいとは?

保育士としてのやりがいとは?

保育士の資格を取得し、保育園や企業内保育所、また病院の保育所などで働く時、どのようなやりがいがあるのか、そこには様々なやりがいがあります。

保護者から依頼されて保育するお子さんの成長を毎日見ることができ、今日はこれができるようになった、今日はこういうことを感じて我慢できた・・・など、日々成長していくお子さんたちの姿をみることができるのは大きなやりがいです。

子供たちそれぞれの成長をみることができる喜び

昨日まではお友達におもちゃをかすことができなかったのに、今日はしぶしぶでもお友達におもちゃをかす事が出来た、運動がとても苦手なのに今日は一番低い跳び箱にチャレンジできた、嫌いといって口に入れることもできないでいたピーマンを一口、食べることができた、等の成長をそばで見ることができるのです。

本当に少しずつという子供たちの成長ですが、このひとつずつ、少しずつの成長がやがて1年が終わってみてみると、大きな成長となっているのです。
保育士は保護者と同じように、子どもたちが一生懸命に生きる姿、一生懸命に学ぶ姿をそばで見ることができるという喜びがあります。

行事が上手くいったときの喜びも大きい

保育園では運動会やクリスマス会、お遊戯会などの様々なイベントがあります。
こうしたイベント、行事は子供たちの成長を保護者の方にみてもらう大切なイベントで、子どもにとっても大きな出来事であり、うまくいくことは子供たちの大きな自信になります。

運動会で今までうまくいかなかったお遊戯が見事成功した時、普段頑張れない子供が保護者の姿を見て必死に走ったこと、クリスマス会で本当にサンタさんが来たと子供たちが大喜びしてくれたこと、こうしたイベントの成功は、子どもたちの大きな自信となりますし、保育士にとっても最高の喜びになります。

何よりこうした行事は、保育士たちが力を合わせて準備してきたもので、苦労した分だけ、成功すると大きな喜びとなるのです。
子どもたちが主体となる保育所の行事は、幼児という年代だからこそうまくいくかどうか勝負!というところもあり、保育士たちにとって重要なことなのです。

保護者の皆さんから「本当に感動しました」「うちの子があんなことができるなんて知らなかった」といわれると、思わず泣きたくなるくらいにうれしい事です。

子供が保育士を必要としてくれる喜び

保育士としてのやりがいの中に、園児たちが全幅の信頼をもって頼ってきてくれた時、ああ、心を開いてくれたと感じますし、泣いて怖がって保育士に抱きついてきてくれたり、泣くときや辛い時には○○先生・・・と決まって抱きついてくるときなどは非常にうれしいものです。

最初はママがいなくて泣いてばかりだったのに、先生がいれば大丈夫となれば、保育士として自信を持つことができます。
園児たちが先生、先生と下ってくれればくれるほど、喜びは大きくなります。

園児と先生、子どもと大人の付き合いでも、そこには信頼関係が必要で、お互いにわかりあったとき、保育士としてこれ以上にない喜びを感じ、大きなやりがいだと思うことができます。